ゴズロフの2018シーズン向け、初めてのファットスキー論。

 2018シーズンに向けての、初めてのファットスキー論。愚痴ゴズロフ論です。
2015シーズン向けに書いた記事を2018年度向けに変更した記事です。

 ファットスキーパウダー斜面を滑る為の用具です。
基礎みたいに、整地でカービングターンする為の用具とは思ってません。
ああデモごめんなさい。2018モデルのファット試乗では、整地を滑ってました。

 張りの強いファットスキーの性能を体感するには、一定以上のスピードを出さないと駄目。
緩い斜面を低速で滑っても、スキーが撓まない状態で滑り続けるので、本来の性能が解りません。


 2018モデルのパウダー専用ファットスキーで検索された方いらっしゃいますか?
ファットスキーを初めて購入しようとして迷ってる場合、どのファットが良いか解りませんよね?

「ゲレンデとパウダーどっちも使いたい」はパウダー専用スキーに失礼な行為。
パウダー専用なんだから、パウダー喰って、喰い荒らされて凸凹不整地になっても滑り続ける事。

ファットスキー君が悲しむ様な事をしてはいけません。
パウダー滑る為に生まれたのに…ずっと硬い圧雪斜面しか滑ってない・・・飼い主イラネ」


 ファットスキーにも性格があるの知ってますよね?

 普通のキャンバー君 (略してキャバ
「俺は雪に圧を掛けて反発力あるよ!トップは雪の中に潜らせないでね」

 トップだけロッカー形状君 (略してトロ
「トップ部分の雪を下に押し込むぜ!」

 トップもテールもロッカー形状君 (略してトテロ
「トップ部分の雪を下に押して、テールで跳ね上げるぜ!」

 フルロッカー形状君 (略してフル板)
「フルフルフルフル・・・。遊ばせろ!」

 
 ゴズロフが乗った感覚で説明すると。
スピードが速い順番は、1位がトロ板  2位がキャバ板  3・4位がトテロ板とフル板。

 板のフレックス(硬さも関係します)
同じ板でも、硬ければ硬い程、深雪の中に沈み難くなるので、深雪からの抵抗が少なく、速度が速い。
柔らかい程、深雪の中にファットスキーが潜り込んでしまうので、深雪からの抵抗が大きく、速度が遅い。

 スキー板のソール(滑走面の質)でも大きく変わります。
一般的なファット板は、普通の基礎板より、ソールの素材は劣った物が意外と多い。
深雪エリアを楽しんだ後のリフト乗り場までの移動で、基礎板の方々に悉く抜かれます。

( ゚д゚ )?あれ可笑しいな?ワックスも頑張ったのに、やっぱり素人WAXじゃ駄目なのか?
って思ってましたが、単純にファットスキーの滑走面の素材の差が、速度として出てくる。

 
 多くのファット板で、最初から良いソール面を使わない理由。
単純に製造コストが上がって値段が高くなり、売り難くなる事と、安く設定したら儲けが少なくなってしまうから。

 本当の深雪を滑ってると、深雪の抵抗が大きくて、ソールの素材云々よりも。
どれだけ縦に落として滑るかで、深雪での速度が決まってしまうからです。

 
 完全に深雪専用として考えているなら、ソール素材よりも、以下の事を考えて下さい。
御自分が乗って、しっかりと板を操作出来る軽さか?硬すぎないか?滑る地域は湿り雪か乾き雪か?

 日本の湿り雪に適したファットスキー板の構造は、トップとテールの両方にロッカー構造が在る物。
津軽海峡を越えた、北海道と言われる所は、トップだけのロッカー構造の方が良いと思います。

 
 
 ・湿り雪は重いので、操作が難しいけど、スキー板が沈み難い利点も有る。

 ・乾燥雪は軽いので、操作が楽だけど、その分スキー板が沈み易い難点も有る。

 この2つの事が、雪が降った気温や、雪が降ってからの時間の経過等で変化して行きます。
世界的に見ても「日本の新雪が素晴らしい理由」は、低過ぎず、高過ぎず、大量に幾度と降る事。

 基礎スキーの練習は、夏でも、人工降雪機使っでも出来るけど、パウダーライドは不可能です。
冬の雪が降った後じゃないと出来ません。




 物凄く強靭なフルサンドイッチ構造のカーボン入りのファットスキーを「ジ」とします。
柔らかい初心者ファットスキーとして作られた、キャップ構造のツインロッカー板を「ア」とします。


 気温が0度辺りの深雪を滑る場合。
「ア」は、重い雪に沈み込む前に板が撓むので。重い雪の中に入る前にスキー板を操作出来る。
スキー板の側面に、重い雪からの抵抗が少なくなるので、楽に滑れる。

「ジ」は、重い雪に沈み込ませてから撓むので、重い雪の中に入ってからスキー板を操作出来る。
スキー板の側面に、重い雪からの抵抗を大きく受けてるので、脚力が必要とされる。



 気温が-20度辺りの深雪を滑る場合。
 「ア」は、軽過ぎる雪に対して、柔らかい板が人間の体重だけでで撓んで沈み続けてしまう。
雪の深い所に潜り過ぎてしまうので、例え軽い雪でも50cm以上スキー板が沈み込むと急激に遅くなり。
深い雪のスプレーを浴びる事は出来ても、斜度が無い所だとスグに止まるし。
深雪滑走に慣れてないと、滑る続ける事が出来なくなる。

 「ジ」は、軽過ぎる雪に対して、硬い板が人間の体重を支えてしまうので、柔い板よりは沈み込まない。
深雪の中に潜り込まない、高さで滑走を続けれるので、常に浮いている状態をキープ出来る。
潜り込んで無い分、軽い雪からの抵抗も少なく、速度が出せて、より深雪表面を滑走する事が出来る。
どんなに深い深雪でも、30cmも潜らないので、沢山降っても有り難味が無くなる。


 よって、○潟県の南部で滑る場合、北海道の真ん中付近で滑る場合。
ファット板の特性を十分に考えて、悩んでから購入した方が良い。

 但し、「ア」も「ジ」もスキーヤーが上手いと、雪質からの影響を技術力と脚力で捻じ伏せるので。
見ている側には、どんな苦労をして滑ってるのかが、全く伝わって来ないので。
乗っているファットスキーだけが凄いと勘違いしてしまう事もしばしば。

 2018年モデルのファットスキーは、どうも真新しい構造とかは無く。
新規のブランド等に注目が集まってますが、安くなった旧モデルでも十分だと思います。

 ニューモデルの板単品価格の予算で、旧モデルファット+ビンディングを購入できますよ?



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 どうしても大好きなメーカーの大好きなファットシリーズが、硬くてちょっと無理かな?と思ったら。
同じシリーズの女性向けにも注目してみて。
中にはデザインだけ変えて中身は全く同じっていうブランドも在るけど。
男性より脚力と体重が少ない、女性向けに優しく作ってるメーカーがいくらか在りますよ。


 パウダースキーに嵌ったら、2年もしない内に次のファットスキーを購入しますよ。
だから、最初は様子見として、御自分の技量に正直な物を選んで下さい。
滑り難いスキー板で整地を滑るのは、有る程度なんとかなりますが。
滑り難いファット板で、不整地と呼ばれるパウダー滑るのは、どうにもなりません。


 万が一ですよ、パウダーなんて最初からイラネ!ガリガリの凸凹斜面が大好物だ!と言う気さくな方は。
有る程度張りが有って、硬くて、センター幅100以下のフルキャンバーのセミファット板の方が良いかも。



北海道の旭岳頂上標識から北斜面へ、ブーツバックル締め忘れ。
 

テーマ : スキー
ジャンル : スポーツ

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北海道は涼しクナイ( ゚д゚ )
北海道スキーが最高
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ゴズロフ

Author:ゴズロフ
 パウダーライドが1番、2番がコブ練習、整地が1番難しいと勘違いしている。レジャースキーヤー。趣味は新しいニューモデルスキー板の試乗。メーカーや販売店の方々、ご迷惑お掛けしております。
シーズン中、6割コブ、2割新雪、1割整地目的で滑ってる。

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